体験・学ぶ STUDY
2019.06.28
オホーツク文化とオホーツク人
本州の古墳時代から平安時代に、サハリンから北海道、千島列島にかけて栄えた海洋狩猟民の文化「オホーツク文化」。
オホーツク人
続縄文文化の終わりに宗谷海峡の周辺にいた人々がサハリン北部から来たグループと出会ったことで生まれた民族で、オホーツク海の沿岸に広がりました。
枝幸町では、これまでいくつかオホーツク文化の遺跡を調査してきましたが、1990年から3年間かけておこなわれた目梨泊遺跡の発掘調査では4軒の居住跡と46基の墓、そしてたくさんの遺物が出土しております。
大人数で暮らす竪穴式住居
オホーツク文化の竪穴式住居は、五角形や六角形という変わった形をしており、奥行きが10mを超えるような大きなものもあります。
目梨泊遺跡では4軒の住居跡が発見され、一番大きい第4号住居跡は床面積が約100㎡もありました。3家族程度が一軒の家に共同で生活していたようです。
オホーツクミュージアムえさしでは、オホーツク文化に関する細かな詳しい情報もございますが、他にも枝幸町の動植物やたくさんの展示物、時代背景を確認できるものなどもございます。
◆入館料:無料
- 住所
- 枝幸郡枝幸町三笠町1614−1
- 電話番号
- 0163-62-1231
- 連絡先
- museum@esashi.jp
- 営業時間
- 営業時間: 9:00〜17:00
- 定休日
- 毎週月曜日・最終週の火曜日(祝日の場合は翌平日が休館日) 年末年始(12月30日~1月4日)